ミツバオ
橙色の毛で沿岸林の枯れ葉に紛れ、果実や虫を探します。育つと尾が三本に分かれ、別々の向きへ動きます。眠るときも一本は巣の外へ。ゆずはニカの果物の舟によく乗る個体で、カヤへ着くとサヨの棚をのぞき、丸い器の欠片をくわえて庭にやってきます。
胴は60〜80cmほどで尾も同じくらい。長い三本の尾と厚い胸毛が、海風の吹く枝上で体を支えます。
- すみか
- アシロとニカの沿岸林。トヌの林縁にも暮らします。
- 食べるもの
- 落果、甲虫、地面近くの小動物。幼体の食卓では果肉や虫を食べやすくほぐします。
習慣
短い枝で穴の虫を探り、濡れた枝は岩に干します。硬い殻と熟した実を、いつも同じ倒木で隣の個体と交換します。
成長の五段階
「とっておき」は老いた姿ではなく、その種らしい体が十分に整った姿。変化の時期は種や個体、生まれた季節でも違います。