もぐ日和世界の案内帖

カゲネ

カゲネ・とっておき
とっておきの姿

桃色と灰色の毛、足音を抑える柔らかな足裏。短い間隔で止まり、根と岩の影を渡る小さな狩り手です。カヤのももは穀物倉の裏に出入りし、下のかまどへは薪棚の陰を伝って来ます。日なたへ出る前、前足を片方だけ伸ばして温度を確かめます。人の袖の影にも同じ仕草をします。

成体の胴は70〜90cmほど。育ちきると尾の長毛が三枚の花びら状に開き、跳ぶときに広げます。

すみか
トヌの根が張った崖、ニカの古い石積み、アシロの里山。
食べるもの
大きな昆虫、野ねずみ、小鳥。幼体へは筋をほぐした肉や魚を分けます。

習慣

枝を岩の割れ目へ差して獲物の道を狭めます。隣の個体に獲物を渡すときは、間の石に置いて少し離れます。

成長の五段階

カゲネ・うまれたて
うまれたて
カゲネ・ちびっこ
ちびっこ
カゲネ・わんぱく
わんぱく
カゲネ・おとな
おとな
カゲネ・とっておき
とっておき

「とっておき」は老いた姿ではなく、その種らしい体が十分に整った姿。変化の時期は種や個体、生まれた季節でも違います。

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