もぐ日和世界の案内帖

ニカ島のもぐ

ぱぷりこのとっておきの姿

ぱぷりこ

港の屋根と果樹の枝を渡り、虫や小鳥を探します。隣の寝場所へ入る前に瓦を二度たたきます。向こうから音が返らず静かなら、別の屋根へ向かいます。

れんぷくのとっておきの姿

れんぷく

淡水路の石の下にすみ、花びらのようなえらを流れへ向けます。ミズワタリが追い出した虫を拾い、小石を押してえらの前に水の通り道を作ります。

ねぎんのとっておきの姿

ねぎん

ねぎの葉のような耳を伏せ、荷の隙間で鼠や甲虫を追います。体より長い小枝を何度も持ち替えて運びます。荷がなくなっても数日は同じ隙間を探します。

きゃろろんのとっておきの姿

きゃろろん

港の上の段々畑で、長い鼻を湿った土に寄せます。虫や小動物、落果を探し、房葉のような尾で幼体に位置を知らせます。小魚を干す石はミツバオと別々に使います。

ぽんころのとっておきの姿

ぽんころ

かぼちゃに似た腹の縦筋は、丸まると畳まれる厚い皮膚。果樹園と港を往復し、同じ石で殻を割ります。拾った紐は寝床をふさぐほどためてから片付けます。

もっふるのとっておきの姿

もっふる

格子をつくる長短の毛が、海風にぬれても肌のそばに空気を残します。群れは分かれ道へ匂いのついた枝を置き、最後の個体が回収して進みます。

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