もぐ日和世界の案内帖

セラ島のもぐ

わかるんのとっておきの姿

わかるん

わかめのような襟毛に空気を抱え、仰向けに浮きながら貝を割ります。腹に載せる石は一匹ずつ違い、気に入った石を貝と交換することもあります。

ほたぺのとっておきの姿

ほたぺ

沖で小魚を追い、干潮の岩へ戻ります。扇のような厚い背中を開いて乾かし、前びれを打つ音で岩棚を知らせます。幼体のいる群れは波の低い入り江へ移ります。

しおちのとっておきの姿

しおち

潮溜まりで小さな甲殻類を食べます。塩の結晶のような角ばった冠羽は、海から上がるとこすって塩を落とします。満潮にぬれた道の石を一段上へ置き直します。

こんぶるのとっておきの姿

こんぶる

昆布のような四枚のひれで藻場を縫い、小魚や海老を追います。幼体は流れ藻に尾を巻きつけるため、風が変わると別の浜へまとまって現れます。

あおさやのとっておきの姿

あおさや

広い菱形のひれで砂底を滑り、小貝を探します。縁の緑の房で流れを感じます。波が強いと砂に伏せ、遠くからは動かない一枚の藻のように見えます。

こはかにのとっておきの姿

こはかに

潮の届く石の隙間にすむ殻持ち。殻を替えるときは成体が古い殻を高所へ集め、小さい個体から選びます。殻が変わってもいつもの寝穴へ帰ります。

案内帖の目次