人ともぐが暮らす六つの島。島々の風土、もぐの生態、村の食卓、そこで起きる出来事を紹介します。
ナロ諸島の地理と、人ともぐの関係。
アシロ、トヌ、セラ、ニカ、ウネ、ヨルバの風土と交易。
カヤ村の道と日課、六つの島の店や仕事場。
六つの主な種と、島々に暮らす36種の生態。
口合わせの習慣、六島の郷土料理、器と道具。
ミナ、ガロ、サヨ、オル、トキの暮らしと関係。
六つの島を舞台にした八篇の短編。
地名、人名、種名、暮らしに使うことば。
麦と豆を育てるアシロ。深い森のトヌ。塩を焚くセラ、荷が行き交うニカ。霧のウネと、夜に目覚めるヨルバ。島の食卓は、海の向こうとつながっています。
アシロ島の畑際と里山。乾いた斜面に複数の寝床を持ちます。
アシロとトヌの草地と藪の境。ウネの斜面にも群れがいます。
アシロの用水、ニカの淡水路、セラの汽水の入り江。
水くみの数を書いていた青い欠片が消えた。ミナの捜し物は、果物の舟の小さな交換場へつながっていく。
帰るはずの舟が出ない。ニカの港で不機嫌になったミナを待っていたのは、行き先の違う人たちが囲む鍋だった。
ウネで見つけた、行き止まりの石段。地図に道を描きたいミナは、草の下に別の通り道があることに気づく。