いちり
霧の切れる草地で若葉を食べます。苺の粒のような斑点と長い葉耳が目印。ヤブミミの足音に反応し、尾の房を開いて仲間へ知らせます。
霧の切れる草地で若葉を食べます。苺の粒のような斑点と長い葉耳が目印。ヤブミミの足音に反応し、尾の房を開いて仲間へ知らせます。
若葉を食べる細脚のもぐ。飴色の角を樹皮にこすった跡には匂いが残ります。濃霧では先頭が止まり、後ろの個体が脇へ並ぶまで進みません。
夕方の花と樹皮の汁を吸い、花粉を隣の谷へ運びます。緑の翼を重ねれば茶の葉に紛れます。なすみーの飛ぶ時間には葉裏へ移り、羽の端だけを動かします。
茶畑の上の藪にすむ夜行のもぐ。雨粒の残りにくい耳と三つ房の尾を持ちます。発酵小屋の暖かい壁際で休み、葉の干し棚の下に寝草を集めます。
風の弱い池で小貝や水草を食べます。花のような襟のひだは水中で畳み、岸で開きます。夜明け前には同じ浮草の下へ頭を入れ、体をこすり洗いします。
茶畑の石垣や木の洞で、芋の皮色の尾を巻いて眠ります。夕方に種と虫を集め、貯蔵穴はいくつも。イワメの羽音がすると黄色い腹を伏せます。