アシロの豆飯
朝のかまどで鍋蓋が鳴り、炊けた豆の匂いが坂へ流れます。収穫時は青い豆、棚から出す季節には戻した乾燥豆。昼に持っていく分は布で包み、ここで食べる分は鍋の底からほぐします。同じ朝飯が、それぞれの一日へ出かけます。

料理の特徴
米に畑の豆を混ぜて炊く、カヤの朝の定番。収穫の頃は青い豆、それ以外は戻した乾燥豆を使います。人の器には炒りごまや刻んだ葉。幼体の分は豆を崩し、飯をほぐして。ミナが初めて一人で取り分けを任された料理です。
材料
- 米
- 季節の豆
- 炒りごま・刻んだ葉(人の器へ)
もぐへの取り分け
豆を押し崩して飯をほぐす皿、少し汁を含ませる皿。いつもの食べ方を見ながら分けます。人の分の塩や薬味は、取り分けた後で加えます。
食卓の記憶
ミナが初めて取り分けた朝、こむぎは浅い皿を鼻で押しました。置き場所を間違えたと思って戻すと、また少しだけ押します。二度目でミナは手を止めました。皿は、隣のガロの皿と同じ向きになっていました。